不動産(自分の住居としての不動産)

 不動産は土地や家、マンションです。

  

 よく言われるのは、一生賃貸に住むか、マンション、戸建てを買うのがどちらが得かということです。

 

 端的に言えば同じ年齢、同じ将来年数で計算するとかかるコストは、戸建て>マンション>賃貸となります。

 

 しかしそれぞれにメリット、デメリットがあるので一概には戸建てがベストとは言えないことです。何故かと言えば、長い人生の中で、転職、転勤、結婚、出産など様々なライフステージの変化があるからです。家の問題は仕事やプライベートとは切り離せないからです。不動産の購入は人生最大の買い物なので、仕事、結婚などの問題と切り離して考えてはなりません。

 

 ただ一つ抑えておくべき一番基礎的で重要なことは『職住近接』です。

 

 職場と働くところは近いほうがいいということです。お金持ちたちはだいたい実践されています。理由は。『時は金なり』の考えからです。職場までの通勤が30分を超え1時間以上かかると往復で消費する時間は2時間となり、24時間の中で2時間を満員電車の中や車の中で過ごす間に出来ることが山ほどあるからだと言います。通勤時間が無駄だと言っているのです。

 

 しかし、中流層はそこを切り離して考え、無理して郊外にでかい家を買い通勤電車の中では居眠りして無駄に過ごし、定年し年を取ってみればその郊外は、車がなければ不便だったり、年老いた体にはきつい坂の街だったり、若い子供たちは家を出てしまい将来継ぐ者なき空き家の運命にあるというのはあまりに無駄というものです。おまけに郊外なので土地家屋の評価額も対してないとなれば家を残される子供たちにもお荷物でしかなくなります。

 

 そうならないためにも、不動産の購入は将来の自分の生き方、家族の生き方、将来の土地家屋の評価額(不動産価値)、なども十分考えて土地、場所選びからよく考える必要があります。

投資目的としての不動産